おめでとうございます!
このブログを見ているということは、ついに奥さんご懐妊ですね。もう何から手をつけていいかわからないと思いますので、とにかくこの記事では
- 妊娠してから出産までの大まかな流れってどんな感じなの?
- どういうことに気をつけないといけないの?
- 何をしてあげるとママに喜んでもらえるの?
という疑問に、ここだけは押さえておいて欲しいというポイントと、こもりねこの失敗談を交えながらわかりやすく解説していきます。
妊娠初期(〜4ヶ月くらい)
妊娠後1〜2ヶ月くらいに生理が来なくて妊娠に気づく人が多いようです。この時期、疲れやすくなったり、微熱や倦怠感など、風邪のような症状が出ることもあり、妊娠しているとは知らずに風邪薬を飲んでしまうこともあるようです。
妊娠中で一番流産のリスクが高い時期がこの頃なので、体を冷やさない、市販の薬を飲まない、飲酒・喫煙をしない、高いところのものを取ろうとしないなど、パパも手伝って危険を極力回避しましょう。激しい運動や遠出の旅行も基本的にはやめましょう。
こもりねこは、この時期仕事仕事で毎日夜も遅くて何回も怒られました。つわりなどはあまりなかったようですが、絶妙な体調の変化で常にイライラしていたことにちゃんと気づけていなかったのが原因です。
・「妊娠した」→「嬉しい、ありがとう」と伝える(最初が肝心です、傷つけちゃうか愛が深まるか、僕らの一言にかかってます)。
・掃除や洗濯、食器洗い、トイレ/お風呂掃除、ゴミ出しなど、「これやっとくね」と家事を率先してやる(言われてからだとせっかくやっても効果ゼロです、悔しいけど)。
・重いものは必ず持ってあげる。お腹に力が入ると腹圧で子宮が収縮して切迫流産や早産の危険が高まります。パパが率先して持ちましょう。
・タバコ/お酒をやめるか控える(少なくともママの前での喫煙は絶対NG、お酒も出来るだけ控えた方がお互い嫌な気持ちにならないと思います)。
・感染症に注意!妊娠中に母体が感染すると胎児にも重大な影響を与える場合があるので、パパも外からもらってこないようにマスクをしたり、極力人混みは避けましょう。帰宅後は手洗い、うがいの徹底をする。
・週末だけでもいいので、食事の準備をする(自分が作りたいものだけ作るとそれはそれで嫌がられます…)。
・赤ちゃんのことを語り合う(実はこれが一番大事かもしれません。パパの感覚だと「その時に必要なことだけ話せばいい」だと思いますが、ママの感覚だと「もっとちゃんと話しておきたい、話を聞いてほしい」なんだそうです)。
妊娠中期(5〜7ヶ月くらい)
妊娠16〜19週目頃になると妊娠生活も折り返しで、胎盤も完成し流産のリスクも減少する、安定期と言われる状態になります。妊娠後期ほどお腹も大きくなっていないので、どこかへ出かけるにも丁度いい時期になってきます(我が家はこれくらいのタイミングの戌の日に日本橋の水天宮に安産祈願のお参りに行きました)。
ただ、ママの身体はホルモンの影響でむくみやすくなる(特に脚や足先などの下半身)ようなのでマッサージなどをしてあげると喜ばれます。
また、この頃から胎動を感じられるようになるので、赤ちゃんの動きを感じてみたり話しかけたりパパもコミュニケーションを楽しめるようになります。
この時期は仕事が一番忙しい時期だったので、家のこと全然できずかなり苦労をかけてしまいました(実家の父母からは散々怒られました)。妻の体調も機嫌もそれほど悪くなかったので救われましたが、逆に何もしなかった後ろめたさが今でも大きいです。
・周囲の方への報告(これはママと要相談です、妊娠初期だとまだどうなるかわからないので周りの人に言ってない可能性があり、先にパパがまわりにふれまわると大惨事に…)。仕事内容の見直しや産休/育休についても相談する。里帰り出産についても夫婦で話し合いながら検討し両親に相談する。
・散歩や外出につきあう(妊婦さんは体を動かしたり歩くのが大切と言われますが、休みの日には一緒に出かけましょう。くれぐれも趣味や付き合いを優先しないように…)
・定期検診にも付き添う。主治医の先生からの説明や経過、気をつけたい体調の変化などを一緒に聞き、ママの不安を少しでも和らげる。
・パパママ教室に参加する。ほとんどの男性は赤ちゃんを抱っこしたりおむつを変えたりした経験はないと思います。でも子どもが生まれたら必ずその場面が来ますので、その時慌てないように参加してみるといいかもしれません。ミルクの作り方や沐浴体験、妊婦体験などの実習を行なっていたりします。また、同じ不安を抱えているパパとも出会えるチャンスなので交流してみるのもいいかもしれません。
・赤ちゃんの名前をママと一緒に考える(これ、言うまでもないと思いますがすごく大事です。名は体を表すと申しますが、一生ものです。画数に姓名判断アプリを使うもよし、気に入った響きで選ぶもよし、将来子どもに自分の名前の由来を聞かれたときに答えられるとステキですね)。
・赤ちゃん用品を一緒に準備する(気をつけてください、タブーがあります「どうせママが使うんだから、好きなの選んでいいよ」。これ結構言っちゃうしわかるんですけど❌です。一緒に選びたいんです)。
・実家に戻って里帰り出産を検討している場合は、受け入れ先の病院を探しておきましょう。妊娠20週を過ぎると予約できない可能性があります(転院希望も同様)。
妊娠後期(8〜10ヶ月)
胎内の赤ちゃんの身体はこの時期にはほぼできあがり、胎動も一番活発になります。妊娠8ヶ月の終わり頃には30cm程度まで成長しているため動くのがしんどくなってきます。ゆっくり動き転倒したりお腹をぶつけたりしないように注意が必要です。
また、内臓が圧迫されて胃のもたれやむかつきからイライラしやすくなります。食事の回数を増やして一回あたりの量を減らすなど工夫すると良いようです。
いつ産まれてもおかしくないタイミングなので、入院の準備をしておきましょう。
うちは里帰り出産だったので、直前は一緒にいれませんでしたが毎日電話で具合を聞いていました。出産まで体調も落ち着いていて適度に運動もできていました。出産日も予定通りかなと思っていたのですが、2週間ほど早まり出産時の立ち合いがギリギリ間に合わずだったので、今でも心残りです。出産の予定日周辺は仕事を出来るだけ柔軟に切り上げられるように調整した方がいいかもしれません。
・もうすぐ出産、初めてだと尚更不安になります。とにかく一緒に不安を取り除き(聞きかじったアドバイスをするのはNG。たくさん話を聞いてあげることが大事みたいです)、笑顔にしてあげる。
・いつ産気づいてもおかしくないので、この月までに入院や赤ちゃんをお迎えした後の準備を整えておく。
・腰や足のむくみが辛いそうなので、もみほぐしや横になる時間を作ってあげる。
・できる限り家事をやる。適度に動くのは大事ですが、20キロ以上のものを常にお腹に抱えているので疲れやすいです。
・里帰り出産の場合はママの送迎をする。
・いざ陣痛が起きたときに慌てないように、どのタイミングで病院に行くのか、問い合わせ先や段取りを事前に確認しておく。
・出産時は出来るだけ付き添えるようにする。分娩中も立ち合える場合はママの手を握ったり、腰をさすったり、欲しいものを取ってあげるなどのサポートをする。個人差はありますが、出産にかかる時間は大体13〜16時間くらいのようです。
・出生届を提出する。用紙は役所や病院で入手できますが、自治体の公式HPでもダウンロードできます(用紙のフォーマットは全国共通)。「赤ちゃんが生まれた日を含んだ14日以内」に提出しないと罰則(最悪過料として5万円以下の罰金)があるため必ず期限内に提出しましょう。提出時に「出生証明書」と「母子手帳」が必要となるため持参する(本人の身分証明書とシャチハタ以外の印鑑も必要)。
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